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Cinema

二流小説家 シリアリスト

🎬 作品概要『二流小説家 シリアリスト』(2013年/日本)は、デイヴィッド・ゴードン原作のミステリー小説を映画化したサスペンス。売れない作家と死刑囚シリアルキラーの危うい関係が、連続殺人事件の再発とともに暴かれていきます。📝 あらすじ(ネタバレ込み)出会いのきっかけ官能小説やライトノベルで糊口をしのぐ二流作家・赤羽一兵(上川隆也)のもとに、面識のない死刑囚・呉井大吾(武田真治)から「自分の告白本を書け」という手紙が届く。呉井は12年前、女性4人を惨殺し頭部を切断、遺体を花で飾り、写真を警察に送りつけた“シリアル・フォト・キラー”として死刑判決を受けていた。奇妙な取引呉井は「自分と熱狂的女性信者を登場させた官能小説を書く」ことを条件に、過去を語ると持ちかける。赤羽は取材を開始し、信者3人(銀行員ユウカ、引きこもりのジュリ、AV女優サラ)に会う。新たな惨劇しかし3人は次々と12年前と同じ手口で殺害される。頭部は行方不明。呉井は拘置所にいるため、模倣犯の存在が浮上する。千夏との接近被害者遺族の長谷川千夏(片瀬那奈)が赤羽に接近し、「真相を知りたい」と協力を申し出る。二人は呉井の過去を探るが...
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三つ数えろ

🕵️‍♂️ 基本情報公開年:1946年(アメリカ)監督:ハワード・ホークス原作:レイモンド・チャンドラー『大いなる眠り』主演:ハンフリー・ボガート(フィリップ・マーロウ)、ローレン・バコール(ビビアン・スターンウッド)📜 あらすじ(ネタバレあり)【起】依頼と奇妙な事件の始まりロサンゼルスの私立探偵フィリップ・マーロウは、資産家スターンウッド将軍から呼び出される。将軍の悩みは、次女カルメンが古書商ガイガーから借金をネタに恐喝されていること。さらに、将軍の信頼していた用心棒リーガンが1か月前から失踪していた。マーロウはガイガーを探るが、尾行の末に彼の自宅で銃声と悲鳴を聞く。中に入ると、酔ったカルメンとガイガーの射殺死体、そして持ち去られた隠しカメラのフィルムがあった。【承】複雑に絡む人間関係その夜、スターンウッド家の運転手テイラーが車ごと海に転落して死亡。翌日、カルメンの写真を使った新たな脅迫が届く。姉ビビアンはカジノ経営者エディ・マースから金を借りようとしていた。マーロウはガイガーの関係者ブローディを突き止めるが、彼も何者かに射殺される。【転】真相への接近ビビアンはマーロウに「もう手を引...
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第三の男

🎬 作品概要『第三の男』(1949年/英)は、キャロル・リード監督、脚本グレアム・グリーンによるフィルム・ノワールの金字塔。モノクロ映像とチターの旋律が、荒廃したウィーンの街並みに独特の詩情を与えています。📝 あらすじ(ネタバレ込み)訪問と衝撃の知らせアメリカ人作家ホリー・マーチンスは、旧友ハリー・ライムに呼ばれてウィーンへ。しかし到着すると、ハリーは前日に自動車事故で死亡したと告げられ、葬儀に立ち会うことに。友の汚名と反発英国軍のキャロウェイ少佐から、ハリーは闇市で粗悪なペニシリンを売り、多くの死者を出した悪党だと聞かされる。信じられないホリーは、真相を探る決意を固める。“第三の男”の影門番の証言から、事故現場にはハリーの仲間クルツ、ポペスクのほかにもう一人=“第三の男”がいたことが判明。生きていたハリー調査中、街角で死んだはずのハリーと遭遇。彼の死は偽装で、闇取引を続けていたのだと分かる。観覧車での対峙観覧車の密室で、ハリーは犯罪哲学を語り、ホリーを仲間に誘うが拒否される。決断と追跡ホリーはアンナ(ハリーの恋人)の釈放と引き換えに、ハリー逮捕に協力。カフェで囮となり、現れたハリーは...
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ザ・ドライバー

🎬 作品概要『ザ・ドライバー』(1978年/米)は、ウォルター・ヒル監督によるハードボイルドなカーアクション。名前を持たない登場人物たちが、台詞も感情表現も極限まで削ぎ落とされた世界で、執念深い刑事と凄腕の逃がし屋ドライバーの攻防を描きます。📝 あらすじ(結末まで)冒頭の逃走劇青い車を盗んだ男=“ドライバー”は、カジノ強盗を鮮やかな運転で逃がし、パトカーを次々とクラッシュさせて振り切る。刑事の執念“刑事”はこの逃がし屋を逮捕しようと、強盗グループを使ったおとり捜査を計画。危険な取引ドライバーは一度は依頼を断るが、条件を釣り上げて銀行強盗の運転を引き受ける。しかしこれは警察の罠で、仲間のリーダーが裏切り、彼を殺そうとする。逆転と裏切りドライバーはリーダーを射殺し、金を奪って逃走。仲介役の“カジノの女”に資金洗浄を依頼するが、情報が漏れ、強盗の相棒や刑事も取引現場に集結。クライマックスのカーチェイス相棒との壮絶なチェイスの末、倉庫でチキンレースに。相棒の車が横転し、ドライバーは射殺。金を回収しようとするが…。ラストの皮肉コインロッカーのバッグは空。刑事とドライバーは「二人とも騙された」と悟...
Drama

大川と小川の時短捜査

🕵️‍♂️ 作品概要『大川と小川の時短捜査』は、松重豊さん演じる元敏腕刑事・大川勇治と、濱田岳さん演じる新米刑事・小川満が、勤務時間外にバディを組んで難事件に挑む刑事ドラマ。テーマは「働き方改革」と「刑事魂」のせめぎ合いで、世代も性格も正反対な“大小コンビ”の掛け合いが魅力です。📝 あらすじ(第1作・2022年)事件発端IT企業「サイバーグ」社長・高木明が、自宅で服薬後に急死。持病薬にカリウム製剤が混入されていたことが判明。非公式バディ結成警務課係長の大川は、刑事課に異動してきたばかりの小川に頼まれ、アフター5限定で捜査協力。複雑な背景社内では過去に「赤いリボン連続殺人事件」と関係があると思われる被害者も発見され、事件は二重構造に。真犯人と動機犯人は専務の前田崇(吉沢悠)。社長の「利益優先」から「社員幸福重視」への方針転換に反発自身の3億円横領が経営透明化で発覚するのを恐れた犯行手口高木の薬にカリウムを混入し、赤いリボン事件の模倣犯に見せかけ、吉川部長に嫌疑がかかるよう証拠を捏造。決め手大川と小川が掴んだ“入れ子人形”が決定的証拠となり、前田は取り調べで犯行を自白。💡 見どころ・テーマ...
Book

新参者

『新参者』(講談社文庫)は、東野圭吾による加賀恭一郎シリーズ第8作で、東京・日本橋を舞台にした連作短編形式の本格ミステリーです。各章が独立した物語でありながら、全体としてひとつの殺人事件の真相に迫る構成となっています。📘 基本情報著者:東野圭吾シリーズ:加賀恭一郎シリーズ第8作形式:連作短編(全9章)舞台:東京・日本橋中心事件:三井峯子絞殺事件🧩 各章の内容(ネタバレあり)章タイトル内容と事件への関係第1章煎餅屋の娘加賀は煎餅屋「あまから」で、峯子の訪問客・田倉のアリバイを確認。店主の母の病気を隠すため偽の診断書が使われていた。加賀はその事情を汲み、田倉のアリバイを成立させる。第2章料亭の小僧料亭「まつ矢」の小僧・脩平が買った人形焼きが峯子宅に残されていた。実は料亭主人の妻・頼子がわさび入りの人形焼きを仕込んでいたことが判明。峯子はそれを受け取っていた。第3章瀬戸物屋の嫁瀬戸物屋「柳沢商店」の嫁・麻紀が峯子にキッチンバサミの購入を依頼。姑へのプレゼントだったが、誤解が生じていた。峯子は善意で動いていたことがわかる。第4章時計屋の犬時計店「寺田時計店」の主人が峯子と会っていた。峯子は亡き...
Drama

交渉人 真下正義

🎬 概要『交渉人 真下正義』(2005年)は、「踊る大捜査線」シリーズのスピンオフ作品で、ユースケ・サンタマリア演じる真下正義を主人公に据えたサスペンス映画。舞台は東京の地下鉄網。クリスマスイブの夜、謎の犯人によって暴走する試作車両「クモ」を巡り、真下が交渉人として事件解決に挑む。🕵️‍♂️ あらすじ(ネタバレあり)【起】事件の発端真下は恋人・雪乃へのプロポーズを決意していたが、地下鉄の試作車両「クモ」が暴走し、警視庁に犯行予告が届く。犯人は「弾丸ライナー」と名乗り、真下を交渉相手に指名。地下鉄の指令室では、クモが他の車両と衝突しそうになるなど、緊迫した状況が続く。【承】犯人との交渉犯人は地下鉄の運行システムを熟知しており、遠隔操作でクモを操る。真下は犯人の性格や行動パターンをプロファイリングしながら交渉を進める。地下鉄職員たちは外部の真下に協力的ではなく、情報収集に苦戦。【転】陰謀の核心クモが突然姿を消し、政府の秘密の脱出ルート「抜け道」に入った可能性が浮上。真下は宅配業者「ブラックカエル急便」が犯人の拠点と疑い、木島刑事に調査を依頼。事務所はもぬけの殻で、会社自体が架空だったことが...
Drama

ジャッジ 裁かれる判事

概要「ジャッジ 裁かれる判事」(原題: The Judge, 2014)は、アルフレッド・ヒッチコック…ではなく、デヴィッド・ドブキン監督によるアメリカの法廷・家族ドラマ映画。大都会で勝利至上主義の弁護を続けるハンクが、疎遠だった地元の判事である父ジョセフの“殺人容疑”を機に帰郷し、親子の確執と正義の線引きを法廷で直視していく物語です。主演はロバート・ダウニーJr.とロバート・デュヴァル。あらすじ(ネタバレあり)帰郷と確執の再燃母の訃報で帰郷した敏腕弁護士ハンクは、長年距離を置いてきた父ジョセフ(地元で尊敬を集める判事)と再会するも空気は険悪。そんな中、父がかつて重刑を言い渡した男マーク・ブラックウェルが轢き逃げで死亡、ジョセフ自身が容疑者として逮捕される。逮捕と弁護の引き受け若手弁護士ケネディが一度は担当するが押され気味。結局ハンクが渋々父の弁護を引き受ける。事件当夜の記憶が曖昧なジョセフは飲酒を否定する一方、化学療法による記憶障害の兆候が判明。しかし彼は“判事としての体面”を理由に病状の公表を拒む。裁判の争点防犯映像や状況証拠が不利に積み上がる一方、被害者ブラックウェルは前科があり...
Cinema

バルカン超特急

概要「バルカン超特急」(原題: The Lady Vanishes, 1938)は、アルフレッド・ヒッチコックの英国時代を代表するスリラー。雪で足止めされた観光客たちが満員列車に押し込まれ、そこで“消えた老婦人”をめぐる不可解と陰謀が連鎖する。軽妙なロマンス、コメディの小気味よさ、そして一気に緊張を上げるサスペンスの切り替えが見事な一本。あらすじ ネタバレあり起点舞台: バルカンの架空の小国。雪崩で列車が翌日に延期され、観光客が駅前のホテルに滞在。出会い: ロンドンに帰国して結婚予定の上流娘アイリスは、騒音源の音楽学者ギルバートと衝突。一方で、物腰やさしい老家庭教師ミス・フロイと知り合う。失踪事故の伏線: 発車前、頭上から落ちた植木鉢がアイリスの頭を直撃。軽い脳震盪を負う。列車内の出来事: ミス・フロイは窓ガラスに指で“FROY”と書いて自己紹介。食堂車で特別な紅茶を勧め、アイリスはうとうとする。消える老婦人: 目覚めると、向かいにいたはずのミス・フロイがいない。だが同じ車両の乗客は誰も“そんな老婦人は見ていない”と主張し、アイリスは頭部打撲による幻覚扱いされる。陰謀協力者: 唯一、ギ...
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ダイヤルMを廻せ!

概要アルフレッド・ヒッチコック監督の「ダイヤルMを廻せ!」(1954年)は、完璧な犯罪を企む夫の綿密な殺人計画が、たった一つの誤算で崩れていく過程を、ほぼ一室の密室劇で描くサスペンス。原作・脚本は戯曲家フレデリック・ノット。夫トニー、妻マーゴ、その恋人マーク、そして雇われ犯人スワンと名探偵ハバード警部が、電話と“鍵”をめぐる心理戦を織りなす。あらすじ(ネタバレあり)元テニス選手のトニー・ウェンディスは、妻マーゴが推理作家マーク・ハリディと不倫していることに気づき、離婚で資産を失うのを避けるため、妻殺害を“完全犯罪”として計画。学生時代の知人で前科のあるスワンを金で脅し、犯行手順を事細かに指示する。鍵をあらかじめマーゴの鞄から抜き取り玄関脇に隠し、トニーは外出先から決めた時刻に電話をかける。受話器を取った妻を背後から絞殺し、強盗に見せかけて逃走する算段だった。犯行当夜、トニーはマークを連れ出して妻をひとりにし、約束の時刻に電話をかける。スワンはカーテンの陰から襲いかかるが、マーゴは必死にもがき、手元の裁縫用ハサミを背中に突き立てて逆にスワンを死なせてしまう。計画は一気に崩れ、トニーは急ぎ...
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