映画『踊る大捜査線 THE MOVIE』(1998年公開)は、テレビドラマ「踊る大捜査線」の劇場版第1作で、湾岸署を舞台にした刑事たちの奮闘を描くサスペンス・エンターテインメントです。
🚨 物語の概要
湾岸署史上最悪の3日間に、以下の3つの事件が同時発生します:
- 猟奇殺人事件:河川敷で発見された死体の胃の中にテディベアが詰め込まれていた。
- 副総監誘拐事件:警視庁副総監・吉田がスタンガンで襲われ、湾岸署管内で誘拐される。
- 署内窃盗事件:刑事たちの領収書や私物が次々と盗まれる。
湾岸署の青島俊作(織田裕二)は、現場を無視する本庁のやり方に反発しながらも、独自に捜査を進めていきます。
🧠 捜査の展開と犯人たち
猟奇殺人事件
- 被害者は猟奇殺人サイト「仮装殺人事件ファイル」を頻繁に閲覧していた。
- サイトの管理人「テディ」は美しい女性で、青島は接触を試みるも逃げられる。
- テディの正体は日向真奈美(小泉今日子)。湾岸署に自ら乗り込み、拳銃を持って「自分を処刑しろ」と挑発。
- 逮捕され、彼女が猟奇殺人の犯人であることが判明。
副総監誘拐事件
- 犯人は少年グループで、リーダーは坂下始。
- 青島は日向から「犯人は幼稚な人物」とのヒントを得て、坂下にたどり着く。
- 和久刑事(いかりや長介)が拉致されるが、スモークボールで居場所を知らせ救出される。
- 坂下は副総監を「副社長」と勘違いして誘拐していた。
署内窃盗事件
- 実は署長の命令で、経費削減のために刑事が領収書を盗んでいたというオチ。
🔥 クライマックスとラスト
- 青島は坂下の家に乗り込むが、坂下の母親に刺されて倒れる。
- 室井慎次(柳葉敏郎)と恩田すみれ(深津絵里)が駆けつけ、青島を病院へ搬送。
- 実は刺された傷は致命傷ではなく、青島は睡眠不足で気絶していただけ。
- 事件はすべて解決し、青島はすみれとのデートを約束する。
🎯 テーマと見どころ
- 「事件は現場で起きている!」という青島の信念と、官僚主義との対立。
- 日向真奈美の狂気的なキャラクターがシリーズ屈指のインパクト。
- 所轄と本庁の権限争いや、刑事たちの人間ドラマが濃密に描かれる。