フィフス・エレメント

 

🎬 作品概要

  • 製作国:フランス/アメリカ
  • 主演:ブルース・ウィリス(コーベン・ダラス)、ミラ・ジョヴォヴィッチ(リー・ルー)、ゲイリー・オールドマン(ゾーグ)、イアン・ホルム(コーネリアス神父)
  • 舞台:西暦23世紀の地球と宇宙
  • ジャンル:SF/アクション/ラブストーリー

📝 あらすじ(ネタバレ込み)

  1. 古代の予言と危機
    1914年のエジプトで、学者が壁画から「地球を救う5番目の要素=フィフス・エレメント」の存在を知る。300年後、宇宙から“ミスター・シャドー”と呼ばれる暗黒の球体が地球に迫り、人類滅亡の危機が訪れる。

  2. 唯一の希望・リー・ルー
    地球を救うには4つの元素(火・水・風・土)の石とフィフス・エレメントが必要。守護者モンドシャワン人が地球に向かうが、敵対種族マンガロワ人に襲撃され全滅。残された腕の一部から科学者たちが女性・リー・ルーを再生する。

  3. タクシー運転手との出会い
    リー・ルーは施設を脱走し、元特殊部隊員で今はタクシー運転手のコーベン・ダラスの車に落下。彼女の言葉からコーネリアス神父の名を聞き取ったコーベンは、彼女を神父のもとへ連れて行く。

  4. 石を求めて宇宙へ
    石は銀河一の歌姫ディーヴァ・プラヴァラグナが所持しており、フロストン・パラダイス星でのコンサートで渡す手はずになっていた。コーベンは懸賞旅行を装ってリー・ルーと共に現地へ向かうが、武器商人ゾーグも石を狙って暗躍する。

  5. コンサート襲撃と奪還
    コンサート中、マンガロワ人が会場を襲撃。ディーヴァは重傷を負い、死の間際に体内から4つの石を取り出しコーベンに託す。リー・ルーは戦闘で負傷し、ゾーグは爆弾で会場を吹き飛ばそうとするが失敗し死亡。

  6. 最終決戦と“愛”の力
    コーベンたちはエジプトの神殿に石を設置。しかしリー・ルーは人類の戦争や暴力を知り、戦う意志を失う。コーベンが彼女への愛を告白しキスをすると、彼女の力が覚醒。光の柱がミスター・シャドーを破壊し、地球は救われる。

  7. エンディング
    危機を乗り越えた二人は、医療カプセルの中で抱き合い、物語は愛と希望の余韻を残して幕を閉じる。


💡 見どころ

  • ビジュアルと世界観:ジャン=ポール・ゴルチエによる奇抜な衣装デザインと、色彩豊かな未来都市描写。
  • アクションとユーモア:銃撃戦、宇宙船バトル、そしてラジオDJルビー・ロッドのハイテンション演技。
  • テーマ性:SFアクションでありながら、最終的な鍵は“愛”という普遍的なメッセージ。