映画『ジャッカルの日』(1973年)は、フレデリック・フォーサイスの同名小説を原作とした政治サスペンスの傑作です。
🕵️♂️ 基本情報
- 監督:フレッド・ジンネマン
- 主演:エドワード・フォックス(ジャッカル)
- ジャンル:政治サスペンス/暗殺計画/実録風スリラー
- 舞台:1960年代のフランスとヨーロッパ各地
🧨 あらすじ(ネタバレあり)
【起】ド・ゴール暗殺未遂とOASの再計画
- アルジェリア独立を認めたド・ゴール大統領に反発する秘密軍事組織OASが暗殺を試みるが失敗。
- 主犯は処刑され、組織は壊滅寸前。
- 残党のロダン大佐らは、フランスで活動歴のないプロの殺し屋を雇う。
- 現れた男は「ジャッカル」と名乗り、報酬50万ドルで暗殺を請け負う。
【承】ジャッカルの準備と変装
- ジャッカルは死者の身分を盗み、偽造パスポートを取得。
- 特殊な狙撃銃(水銀入り炸裂弾)を松葉杖に偽装して製造。
- 偽造屋を脅迫され殺害し、証拠を消す。
- 暗殺地点をパリの広場に定め、変装道具や勲章を準備。
【転】フランス当局の捜査と追跡
- フランス政府はジャッカルの存在を察知し、ルベル警視を捜査責任者に任命。
- 各国の情報機関と連携し、ジャッカルの正体を「チャールズ・カルスロップ」と突き止める。
- ジャッカルは身分を変えながらヨーロッパを移動し、女性を利用して潜伏。
- 車の偽装や列車移動などで追跡をかわし、ついにパリへ。
【結末】暗殺当日と最後の瞬間
- フランス解放記念日の式典で、ド・ゴール大統領がパリ市庁舎に現れる。
- ジャッカルは建物の上階から狙撃を試みる。
- しかし、ルベル警視が間一髪でジャッカルを発見し、射殺。
- 式典は無事に終了し、ジャッカルの正体は最後まで不明のまま。
- 彼の墓は「名前不詳の男」として埋葬される。
🎯 見どころと特徴
- 実録風の緻密な構成とリアリズム。
- ジャッカルの冷徹なプロフェッショナリズム。
- 捜査側との知恵比べが緊張感を生む。
- 暗殺者の視点と警察の視点が交錯する構成。