映画『L.A.コンフィデンシャル』(1997年)は、1950年代のロサンゼルスを舞台に、腐敗した警察組織と裏社会の陰謀を暴いていく刑事たちの姿を描いたフィルム・ノワールの傑作です。
🕵️♂️ 登場人物
- エド・エクスリー(ガイ・ピアース):正義感が強く、出世欲もある若手刑事。
- バド・ホワイト(ラッセル・クロウ):暴力的だが女性に優しい熱血刑事。
- ジャック・ヴィンセンス(ケヴィン・スペイシー):ゴシップ誌と癒着するベテラン刑事。
- リン・ブラッケン(キム・ベイシンガー):女優そっくりに整形された高級娼婦。
- ダドリー・スミス(ジェームズ・クロムウェル):ロス市警の警部。裏で暗黒街を操る黒幕。
📖 あらすじ(ネタバレあり)
【起】血のクリスマス事件
- ロス市警の留置場で、警官が容疑者に暴行を加える事件が発生。
- エドは証言して仲間を告発し、殺人課に昇進。
- バドは停職処分となるが、後に復職しダドリーの部下に。
【承】ナイト・アウル事件
- コーヒーショップで6人が惨殺される事件が発生。
- 被害者の中にはバドの元相棒ステンズランドと娼婦スーザンが含まれていた。
- 黒人3人組が容疑者として逮捕されるが、アリバイが崩れ、銃撃戦の末に射殺される。
- エドは表彰されるが、バドは事件の真相に疑問を抱く。
【転】真犯人の影
- バドはスーザンの家で元警官ミークスの遺体を発見。
- ジャックは過去の資料から、ミークスがダドリーの部下だったことを突き止める。
- ジャックはダドリーに「ロロ・トマシ」という名前を告げて殺される。
- エドはその名前を聞いたダドリーの反応から、彼が黒幕だと確信。
【結末】黒幕との対決
- ダドリーはエドとリンの関係を利用してバドを挑発し、仲間割れを狙う。
- エドとバドは協力してダドリーのアジトを急襲。
- 激しい銃撃戦の末、エドがダドリーを射殺。
- エドは事件の真相を隠蔽する代わりに、バドとリンを守る選択をする。
🎬 テーマと評価
- 腐敗した警察組織と正義の葛藤を描く重厚なサスペンス。
- キム・ベイシンガーは本作でアカデミー助演女優賞を受賞。
- 複雑な人間関係とどんでん返しが魅力の作品です。