テレビドラマ「真犯人」には複数の作品が存在しますが、ここではWOWOWドラマ版『真犯人』(原作:翔田寛)について、ネタバレを含めて詳しくご紹介します📺
🕵️♂️ あらすじ(ネタバレあり)
- 舞台:平成20年の日本。山間の道路で男性(尾美としのり)の刺殺体が発見される。
- 被害者の過去:彼は昭和49年に起きた男児誘拐殺人事件の被害者の父親だった。
- 事件の背景:
- 誘拐事件は未解決のまま時効を迎えていた。
- 殺害現場は当時の身代金受け渡し場所だった。
- 再捜査開始:警察は過去の事件との関連を疑い、捜査本部を再設置。
- 捜査を指揮するのは副所長に昇進した上川隆也演じる刑事。
- 小泉孝太郎演じる若手刑事が協力を申し出る。
🔍 真相と衝撃の結末
- 過去の事件の真相:
- 誘拐されたはずの男児は実は家庭内で事故死していた。
- 母親が突き飛ばした拍子に頭を打って死亡。
- 祖父が娘(母親)を守るため、偽装誘拐を仕立てた。
- 現在の殺人事件の真相:
- 被害者の父(尾美)は、事件の真相を知り、母親を問い詰める。
- もみ合いの末、母親が誤って尾美を刺殺。
- 証拠の鍵:写真アルバムに写り込んだ男児の靴が、事件の真相解明のきっかけに。
- ラスト:
- 内田有紀演じる姉が逃亡し、事件の真相を語る。
- 富士山が見える3箇所の身代金受け渡し場所は、家族の思い出に由来していた。
🎭 キャスト
俳優 | 役名・役割 |
---|---|
上川隆也 | 捜査本部のリーダー刑事 |
小泉孝太郎 | 若手刑事 |
高嶋政伸 | 昇進志向の本部長 |
内田有紀 | 被害男児の姉、事件の鍵を握る人物 |
尾美としのり | 殺害された父親 |
このドラマは、過去と現在の事件が交錯する重厚な人間ドラマで、家族の秘密と警察の執念が絡み合う展開が見どころです。特に、真犯人が「事故による死を隠すための偽装誘拐」という衝撃の真相は、視聴者に深い余韻を残します。