⚖️ あらすじ(ネタバレあり)
🏢 灰島法律事務所と依頼
- 灰島秀樹は、金儲け主義で冷徹な弁護士。常に携帯ゲームをいじりながら仕事をこなす。
- 千葉県議の瀬籐賢三が、東京湾海洋博覧会の計画に反対する住民の弁護を依頼するが、報酬が見込めないため灰島は断る。
💰 裏の依頼
- IT企業社長・速水龍人が灰島に接触。博覧会予定地にテーマパークを建てたい速水は、計画潰しを依頼し、報酬1億円を提示。
- 灰島は住民の弁護を引き受けるふりをして、環境保護運動を利用し世論を味方につけ、博覧会計画を潰すシナリオを描く。
👩👦 灰島の心の変化
- 反対派住民代表・芦川淑子に母の面影を見た灰島は、次第に人間味を取り戻していく。
- 事務所の部下たちの裏切りや、代議士の正体が明らかになるなど、物語は二転三転。
🌀 結末とどんでん返し
- 部下の謀反は灰島とナンバー2の筋書きだった可能性も示唆されるが、真相は曖昧。
- 灰島は「真実は金にならない」と語り、最終的には住民側に立つような姿勢を見せる。 -ラストは、灰島のキャラクターが「嫌味な金の亡者」から「憎めない人間味ある弁護士」へと変化していく様子で締めくくられる。
🎭 作品の特徴
- 法廷ドラマというよりは、キャラクター劇としての側面が強く、灰島の内面や人間関係に焦点が当てられています。
- 「踊る」シリーズらしいユーモアと社会風刺が混ざった作風。
- 八嶋智人の演技が光る一方で、ストーリーの整合性や法廷描写には賛否あり。